集中力が続かない人にオススメ!ポモドーロテクニックで仕事の生産性を上げる方法

私はフリーランスのデザイナーとして働いていますが、作業する場所は当然自宅です。

自宅ということで特にストレスもなく快適に仕事を行なっています。が!問題が一つ!

それは私の集中力が続かないことです!

本当は9時〜17時までぶっ続けで作業を行いたいのですが、実際は9〜11時・14時〜17時・21~24時など途切れ途切れで仕事を進めていることがあり、最終的にはどんどん寝る時間がずれて昼夜逆転してしまうということも多いです。まぁ、こういう働き方ができるのもフリーランスのいいところでもあるのですが。。。。でも嫌!!

そんな中、ある本を読んでいた時に集中力アップができる方法という記述がありました。

その名もポモドーロテクニック!

本当かなぁと半信半疑になりながらも、この方法を試してみたところ、長時間の作業が苦痛にならずに朝から晩までぶっ続けで働くことができています(今の所 ^ ^;)。

今回はこの集中力が長続きすると言われているポモドーロテクニックをご紹介したいと思います。

ポモドーロテクニックとは?

25分毎に時間を区切り、集中して仕事をこなすための時間管理術です。1992年にFrancesco Cirillo氏という方が、自身の勉強効率を上げるために考案したテクニックだそうです。

ちなみにポモドーロとは25分を1単位としたものだそうです。ということは1度の作業時間を30分にしたらポモドーロテクニックとは呼べなくなってしまうのか!

締め切り効果によるパフォーマンスの向上

あなたは締め切り効果というものをご存知ですか?人間は作業開始時と締め切り前にパフォーマンスがあがりますが、期限を設けないと作業開始時の熱がどんどんと右肩下がりになっていきます。しかし、締め切りがしっかりと設定してあり、その期限が迫ってくるとやる気があがるようにできています。

この現象の代表作はズバリ「夏休みの宿題」ですね。

夏休みに入ると同時に、終業式で配られる夏休み専用のテキストは1日で終わらせるのに、それ以外の宿題は夏休み最終週なんなら最終日まで手をつけない。心当たりがある方も多いのではないでしょうか?…えぇ、私のことです。

この締め切り効果を作業時間で考えてみると、例えば1時間の作業をする時にやる気が100%に燃え上がっているのは、最初と最後の5分だけです。残りの50分は大体70%までパフォーマンスが落ちるとしましょう。

しかしポモドーロテクニックは、作業時間を25分という短い時間に設定することで作業開始5分のブーストと締め切り5分前のブーストを発動させることで作業時間の40%はやる気に満ちている状態にし、パフォーマンスが下がる仕事の生産性を上げるという狙いもあるのです!

準備するもの

準備するものは2つだけ!「準備」ってほどのものでもないですが…。

To Doリスト

その日に行うタスクをリスト化したものを用意します。ここでのコツはタスクを細分化することです。

例えば「イラストを描く」という場合は、「下書き」「塗り」というように分けることができますし、時間が足りないと感じる場合は「顔を描く」「手を描く」などパーツで分けるなど、作業をもっと細かくしてもいいでしょう。

タイマー

25分という時間の経過がわかりやすいように、音がなるタイマーがいいです。(大体音は鳴るか…。)

私はtimetimer(タイムタイマー)というモノを使用しています。デジタルのタイマーだと残りの時間がわかりづらいですが、このタイムタイマーは「残り時間があとどのくらいか」が見た目ですぐにわかりますし、時間が迫っている感覚が増すので作業する手も速く動く気がします。タイムタイマーについては【感想・レビュー】時間管理におすすめ!時間が迫ってくるのが目に見えてわかるタイムタイマーのご紹介をご覧ください。

ポモドーロテクニックの始め方

やり方はたったの2ステップ!とってもシンプルで簡単です。

1.タイマーをセット

タイマーを25分にセットし、動かすと同時に作業も始めます。この25分の間は目の前にある作業に集中してください。ネットサーフィンをしたり、スマホを触るのはご法度です。

2.5分の休憩

タイマーが鳴ったら5分間の休憩をとりましょう。このブレイクタイムは必ず休憩をするようにしてください。ネットサーフィンやゲームなどをしてしまうと脳が「仕事終わりー!」というように切り替えてしまいます。なのでストレッチや深呼吸などリラックスできることがオススメです。私は水分補給して腹筋ローラーを10回ほどやるというサイクルにしています。

以上!これを繰り返すだけ!

このセットを4回(2時間ほど)繰り返したら15分から30分の長めの休憩をとりましょう。この時の休憩は30分もあるので何してもいいと思いますが、30分後にはスムーズに作業に戻れるようにしましょう。

以上。この方法を使うと短時間でも作業に集中することができますし、それを繰り返せば気づいたら長時間仕事していたということになります。

ポモドーロをやってみて感じたこと

タイマーがなったら絶対に手を止めたほうが良さげ

作業のキリが悪いところでもタイマーが鳴ったら作業を中断してみてください。

個人的な感想ですが、キリがいいところまでやってしまうと「はい。この作業終わりー!」とリセットされた感が出てしまう気がします。逆に作業の途中で時間が来ると「早く続きやりてー!」となるんですよね。結果、作業を長時間行うことができるのではないのかなと感じました。

1ポモドーロに1つの作業を割り当てるのが正しいやり方らしいのですが、物理的に絶対終わらない!なので私はあえてキリの悪いところで休憩に入るようにしています。

25分て意外に短い

私の場合はwebサイトを作っていて詰まった時に少し調べ物してたら、もう25分!ということが多々あります。

いくら細分化しても作業によっては25分のサイクルじゃ「中途半端すぎる!なにもできない!」ということもあると思うので、この辺は臨機応変に変えても問題ないと感じています。実際に私は仕事によって40分や50分などオリジナルルールでやったりしていますが、25分の時と比べても集中の持続力やパフォーマンスは落ちていない気がします。

…「時間は変えてもいい」と本にも書いてあったのでだ、大丈夫でしょう!

まとめ

私のように自宅で作業している人にはもちろん仕事や趣味など、どの場面でも使えるテクニックですので集中力が続かないという方は一度お試しあれ!

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