パターンで作る!イラレの基本!ストライプ柄の作り方【Illustrator(イラストレーター)】

ストライプ柄はイラレ上ではとっても簡単に作成できますし、汎用性も高いので様々なシーンで活躍します。難しい作業はありません!

イラストレーターに慣れるという意味でも初心者の方にはいい練習になるのではないでしょうか?

ちなみにスウォッチに登録する作業は他のパターン作成時にも大事な作業になりますので、しっかり覚えていきましょう。

ということで今回は「イラストレーターでのストライプ柄の作り方」をご紹介いたします。

制作情報

作成目安・3分
使用ソフト・illustrator CC2017
使用した画像サイズ・800×500(px)

1.ストライプの元を作成

最初に作るのはストライプの元となる部分です。

1-1.正方形を作成

まずは長方形ツール(M)を選択し、shiftキーを押しながらドラッグで正方形のオブジェクトを作ります。

1-2.作った正方形をコピーし色を変更

コピペでもいいのですが、altキーを押しながら正方形を横に移動させても、オブジェクトをコピーさせることができます。

MEMO

この時に「表示」から「スマートガイド」にチェックを入れておくことで、縦横キレイな位置にオブジェクトを配置することができます。

配置は終わりましたか?この正方形2つがストライプの元となります。

1-3.スウォッチに登録

作成した二つのオブジェクトを選択してスウォッチにドロップします。

もしスウォッチパネルが表示されていない場合は、【ウィンドウ】-【スウォッチ】で表示させることができます。

上記の作業を完了させると、スウォッチ内に作成したオブジェクトが入っているのがわかります。

ちなみに登録したものをダブルクリックすると、パターンの編集画面になるので形や色の変更をすることができます。

2.パターンの適用

オブジェクトに作成したパターンを適用させます。

2-1.適用するオブジェクトの作成

「線」「塗り」共に空っぽの長方形オブジェクトを作ります。

MEMO

適用させる形なので、今回は長方形を選びましたがお好みでどうぞ!いろいろな形で作成してみてください。

2-2.パターンの選択

塗りの部分を選択し、先ほどスウォッチに登録したものを選びます。

そうするとストライプ柄がオブジェクトに適用されます。

これで完成!としてもいいのですが、少し線幅が太いので線幅や傾きを調整していきましょう。

3.調整

太さや角度を調整していきます。

3-1.太さの調整

アピアランスパネル内の塗りを選択している状態でパネル下部の「fx」をクリック。

【パスの変形】-【変形】を押します。

出てきたウィンドウ下部の「オブジェクトの変形」のチェックマークを外し、その下の「パターンの変形」のにチェックを入れましょう。

オブジェクトの変形は文字通りオブジェクトの大きさを変えてしまうので、無効にしました。

逆にパターンの変形はパターンのみの大きさを変更することができます。

チェックが終わったら、ウィンドウ内一番上の【拡大・縮小】の【水平方向】で線幅を調整することができます。今回は30%としました。

3-2.角度の調整

変形効果のウィンドウ内に【回転】という項目があるので、「角度」で傾きを調整することができます。

完成

これでストライプ柄の完成です!とっても簡単でしたね!

「ストライプ柄の作り方」のおさらい

STEP.1
ストライプの元を作成
色違いの正方形のオブジェクトを2つ用意
STEP.2
スウォッチに登録
作成した二つのオブジェクトを選択してスウォッチにドロップ
STEP.3
パターンの適用
オブジェクトの塗りはスウォッチに入れたパターンを選択
STEP.5
パターンの調整
アピアランスの【パスの変形】-【変形】で太さや角度を調整
STEP.6
完成
お疲れ様でした!

応用

数値やオブジェクトの数の変更で作ることができるストライプを紹介します。

幅違いのストライプ

スウォッチに入れる長方形の幅を変えれば、幅の違うストライプを作成することもできます。

多色のストライプ

今回2色の長方形での作り方をご紹介しましたが、スウォッチに入れる四角の数を増やせばその分ストライプの色も増えていきます。

以上イラストレーターでストライプの柄を作る方法でした。最後までご覧いただきありがとうございました。

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