【ゲームのお話】ドンキーコングの1UPはなぜ風船なのか?を考えてみた

私はスーパーファミコンで発売された「スーパードンキーコング」というゲームが大好きです。

綺麗なグラフィックに素敵な音楽、ドンキーコング・ディディーコングという個性豊かなキャラクターたちが冒険をするこのゲームは、発売当時幼稚園の年長だった私の心を一瞬で鷲掴みにしました。

ドンキーコングシリーズは現在も続編が出ています。
開発会社が変わってしまい(当時はレア社、現在はレトロスタジオ)操作性や雰囲気は少しばかり変わってしまいましたが、グラフィックや演出面でのパワーアップや手応えのある難易度で、初代発売から数十年たった今でも私を満足させてくれます。

今回はこのドンキーコングに出てくる風船について今更気づいたことがあるのでお話ししたいと思います。

風船とは?

このゲームには、「赤」「緑」「青」の3色の風船が出てきます。
アクションゲームではどれだけミスをしていいかを示す残機というものがあります。例えばアクションゲームの代表「マリオブラザーズ」だと緑のキノコを取ると残機が一つ増えます。これがドンキーコングシリーズだと風船になり、「赤なら1UP」「青なら3UP」など色に応じて残機が増えるのです。

生まれる疑問

ここで一つ疑問が生じました。

「なんで1UPが風船なんだろう?」

マリオならば、そもそもの舞台がキノコ王国だし、パワーアップキノコをとることで体が大きくなるので、1UPが色違いのキノコであることにあまり違和感はない。もはやカービィに関しては1UPと書いてある潔さ。

ただ、ドンキーに関してはあまり関係性が見つからないんですよね。ゴリラに風船?特に意味はないのかな?

「ん〜、結びつかないっ!」

ドンキーコングリターンズで謎解明

スーパーファミコンで発売された「ドンキーコング3」を最後に横スクロールのドンキーコングシリーズは長い沈黙があったのですが、2010年にwiiに待望の横スクロールの「ドンキーコングリターンズ」が発売されます。そしてこの作品で約15年の私の疑問に終止符がうたれるのです。
wiiになったドンキーコングは難易度が跳ね上がり、かつ独特の操作に慣れず、早々にやられてしまいました。

すると次の瞬間・・・

おおぉぉぉい!!!

なんと風船に捕まったドンキーが画面下から上へ飛んでいくではありませんか!
そしてそのままステージに舞い戻るドンキーコング。そ、そういうことだったのか…。

※演出が同じかつ画面キャプチャーが楽だったので、スイッチの「ドンキーコングトロピカルフリーズ」の画像を使用しています。

まとめ

ドンキーコングの1UPはなぜ風船なのか?
私の中で「挑戦しているステージに戻るため」という答えで結論を出しました。
やられるたびに風船を1個消費してステージに戻る。0になったらステージに戻ることはできないのでゲームオーバーになる。これなら1UPが風船ということに納得できます。

確かに振り返ると、ドンキーコングシリーズはスーパーファミコンの時代から、不安定な足場が多かった。そしてその不安定さは新作が出るほどに増している気がします

これからもたくさん落下することはあると思うが、風船がある限り舞い戻ってくるのだ!進め!ドンキーコング!

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