webサイトを作るにはマストでHTML・CSSの知識が必要で、やりたいことによってはjavascriptやphpなどのプログラミング言語が必要になってきます。
が!今回はHTML・CSSの部分にフォーカスしてこれらを独学で勉強する時に、オススメの本をご紹介します!
初心者にはどういう本がいいか?
HTML・CSSを学べる本はたくさんありますが、選ぶ本によっては途中で挫折してしまったり、進めていても楽しくないということが起きます。
ですので初心者の方は以下の条件が揃った本にするとよいでしょう。
イラストや写真が多い
いくら言葉で詳細に伝えられても1枚の写真や絵を見た方がイメージがつきやすく、理解するのも早いです。
また、楽しく学ぶことができるため途中で挫折するということも少なくなるのではないでしょうか?
説明がわかりやすい
これからHTML・CSSを始める人にとっては「タグで囲んで〜」とか「classやidを指定して〜」といった超基本的なことでもわからないでしょう。
専門用語をあまり使わず丁寧に説明できているというような子供でも理解できるような本を選ぶことが大事です。
学びながらサイトを作る本
見開きで1個手法が載っているというような逆引きのような本だと、それがどの場面で使うのかがわからないですし、初心者の方はやっていても楽しくないでしょう。
途中でやめてしまっては本末転倒なので、本1冊終わったら完成するという本の方が良いでしょう。
段々できてくるとモチベーションにもつながるのでオススメです。
初心者向けの本
スラスラわかるHTML&CSSのきほん
パソコンとスマートフォンに対応したサイトを作りながらHTMLとCSSを学んでいきます。
入門書のベストセラーですが、2018年に大改訂が行われました。
入門書でありながら、レスポンシブやフレックスボックスなど幅広く記載されており、かつサラサラと読み進めることができてしまうというとんでもない本です。
本当によくわかるHTML&CSSの教科書
カフェのサイトを作りながらHTML・CSSを学んでいきます。この本の特徴は初心者向けでありながらデザイン性の高いサイトができあがります。
レスポンシブ対応はもちろん、メニューページではグリッドレイアウトも学ぶことができますし、作ったページをシングルレイアウトにする手法ものっています。図解が多くとてもわかりやすい1冊です。
たった2日で楽しく身につく HTML / CSS入門教室
「みさきくん」と「ヘンリー」の2人が会話をしながらwebサイト作成から公開までを行なっていきます。
何もわからないみさきくんと同じ目線で本を読み進めることで一緒に成長を感じることができます。気になることはみさきくんが聞いてくれますよ。笑
ところどころ漫画がさしこんであるので、イメージしやすく非常にわかりやすい内容になっています。
かなり丁寧に書いてあるのでサイトを1つ作るという本ですが、最後まで躓かないで進められるでしょう。
中級者にはどういう本がいいか?
HTML・CSSとは一体なんなのか?をある程度理解してきたら、あとはガンガン作っていくだけです。
サイトトレースをしていくのも良いですがもう少し基礎を固めましょう。ではどういう本がいいのでしょうか?
本を最後までやったらサイトが1〜4つ出来上がるもの
webサイトをどんどん作っていくのが、HTML・CSSを覚える最短の道だと思います。
しかし、いきなり「このサイト真似してみよう!」とサイトトレースに意気込んでも、躓くところが多く断念する可能性がありますので、まずは本で「サイトを作り上げる」という成功体験を積むと良いでしょう。
中級者向けの本3選
作りながら学ぶ HTML/CSSデザインの教科書
全体を通して丸々1つのサイトを作っていきます。
サイトの公開やSNSボタンの設置、アクセス解析まで記述があるので、webサイト制作の流れを全て学ぶことができます。
しかし、2013年の本なので内容はやや古く、作るサイトはレスポンシブデザインではなく、MAPやプラグインの仕様も今と変わっているので、この本+ネットで調べながらという学び方が1番かと思います。古いけど本当にわかりやすい!
HTML&CSSとWebデザインが 1冊できちんと身につく本
「SNAPPERS」というポートフォリオサイトを作りながら、サイト制作を学習することができます。
フルスクリーン・シングルカラム・2カラム・グリッド・レスポンシブ・フォームや地図の埋め込みなど、様々のレイアウトのページの作り方を学ぶことができます。
webサイトとは?というような仕組みについての説明もあり、最後のページにはHTMLタグやCSSプロパティ一覧もありますので、おさらいするにもピッタリの書籍です。
HTML5/CSS3モダンコーディング
2カラムのスタンダードレイアウト、可変するグリッドレイアウト、レスポンシブのシングルページレイアウトを学ぶことができます。
こちらの本は各ステージが終わった時に、「では、こういう風にしてみましょう!」と自分で考えてコーディングしなければいけないパート(飛ばしても問題ない)があるので考えて手を動かすのに非常にいいです。
もちろん答えも用意されているので、最悪答えを見てもいいと思いますが自分だけでできた時はレベルアップを実感します。
コーディングスキルを一段あげてHTMLやCSSを「わかる」から「できる」にしてくれる1冊です。
まとめ
初心者の方は、まず手を動かしながらHTML・CSSとはなにか?を理解することから始めましょう!
きっと最初はフォントの色や大きさが変わるだけでも楽しく感じますよ!新しいことを学ぶって素敵ですよね!
中級者の方は、知識は増えてきている状態なのであとは手を動かすだけです!数をこなせばこなすほど知識は定着してくるので、しっかりと続けましょう!
初心者の方も中級者の方も無理せず楽しく学んでいきましょう!できないことができるようになるって素晴らしい!!!!