やりたいことは「ない」のではなく「知らない」だけ。やりたいことを見つける方法

今回はデザインのハウトゥー記事ではなく、私の考え方がプラスになった出来事があったので皆さんと共有したいと思います。

このご時世、やりたいことが見つからないという方はとても多いです。

実際に私の周りでもなんとなくで今の職場で働いているという人がたくさんいます。

先日下記のツイートをしました。

食べもの・ハウツー・本・趣味など人にオススメされたものはなんでも挑戦してみるといいですよ。合わなかったら「やってみたけど…俺には合わなかった!」と、やめればいいだけ。私は最近友達にドラムを叩かせてもらい、ドラムの面白さを知りました。まずやってみること!好きになったら儲けもの!

上記のことを詳しくお話ししていきます。

結論から言うと、やりたいことを見つけるにはなんでも経験することが一番の近道だと思います。

やりたいことが見つからないとは?

そもそもあなたにとっての「やりたいこと」の定義とはなんでしょうか?

やっていて楽しいと感じること?人の役に立っていると感じること?

まずはココを明確化することが大事ですが、それができたら苦労しないですよね。

ではどうやってやりたいことを探すか?

繰り返しますが、結論はなんでも経験をすることです!

経験が大事な理由

言わずもがな「経験が大事」と言うことは誰しもがわかっていると思いますが、では「なぜ大事なのか?」と質問されたらどう答えますか?

私は…物事を「楽しい」「合う、合わない」の基準まで知らないから経験は大事だと考えます。

私の気づき

ツイートにも書きましたが、先日友人が電子ドラムセットを購入しました。

私は、ドラムなんてどんな音が出るかも想像できるし、叩けば音が出るという単純な楽器なので、自分の中でなんとなくもう叩いた気になっていたんです。

元吹奏楽部(フルートでした)なので「ドラムの各部位の名前をやや知ってる(バスドラなど)」とか「叩き方のリズムちょっと知ってる」などちょっとした知識があったので、なおさら『叩いた気になってる』というのを強く感じ、得意気になっていました。

頭の中と現実のギャップ

実際に叩かせてもらった時に、自分の頭の中にあったドラム像が一気に崩れ落ちました。

自分のアクションに対して音が返ってくる爽快感。叩いたら音が出るので当然ですが、1発1発叩いた時の跳ね返りや音が返ってくることが想像以上に気持ちがいい!

電子ドラムでこうなってたら本物叩いたらどうなっちまうんだ…。

次に基礎となる8ビートのリズムを教えてもらい、友人が「こうやるんだよ!」と軽々デモンストレーションをしてくれて、元吹奏楽部の私は「それならできるな!」と余裕の態度。自信家なのかバカなのか。。。バカなのか!

するとどうでしょう。バスドラを踏む足が自分の身体ではないようなぎこちない動き。

友人は「1・2・3・4の1だけ踏めばいいんだよ」と言いますが、足が手の動きにくっついちまうんだ!

でも楽しくて楽しくて気づけば2時間叩いていました。2時間後には簡単な8ビートのリズムを叩けるようになっており、素人からすればかなりそれっぽく聞こえるんですよ!

これらの体験は「ドラムを実際に叩く」という経験をしないとわからなかったこと。

もし私が小学生だったら親にドラムセットをおねだりしていたでしょう。もっと早くにドラムに触れていたら本気でドラマーを目指していたかもしれません。

具体的な「やりたいことの見つけ方」

なんでも経験することがやりたいことの見つけ方の近道だと思います。それを前提にお話ししていきます。

オススメされたら全部やる

食事・本・趣味・映画などすすめられたらなんでも実行するのが最強にオススメ。一気に世界が広がります。

「いや」とか「でも」とかは禁句です。「流行り」とか「それはダサい」とかも関係なし。

  • 「どこどこの〇〇美味しいから今度食べてみて!」
  • 「この本面白いから読んでみて!」
  • 「ダイエットには筋トレを取り入れると効果的だよ」
  • 「今度一緒にテニスしようよ!」
  • 「餃子にお酢と胡椒ふると美味しいよ!」

友人から上記のような誘いやススメがあったら全部実行してください。

やらない理由ではなくやる理由(「やったことないから」とかでOK)を探してみましょう。

全部やるとは言いましたが、さすがに法に触れることや道徳的にやってはいけないことは絶対ダメなので基準は設けましょうね!

私の場合、先日彼女とラーメン屋に行き餃子を頼みましたが、彼女が「お酢と胡椒で食べるとおいしいよ」と言ったので実際に試したら、私の「餃子はラー油と醤油で食べるもの」という固定概念は見事に崩れ落ちました。新たな発見です。

これも「不味そうだからいいよ」と断ってたら、一生出会うことがなかった食べ方かもしれません。

合わないなら秒でやめてOK

「オススメされたら全部やるルール」は実行することが大切ですので合わない・楽しくないなら秒でやめましょう。繰り返しますが、実行することが大切なんです!

「合わない!」とやめることは非常にいいことです!時間は無限にはないので、それに固執して続ける理由はありません!

誰かに勧められて断る時も「やってみたけど…俺には合わなかった」でOK!

勧めた側は悪い気はしないでしょうし逆に「試してくれたんだ!」と感謝のような気持ちになると思います。(少なくとも私は「試してくれたー!」となりますよ)

借りた本なども合わなかったら途中でやめてOK。

断り方が重要ですが、人によって面白さの価値観が違うのに「面白いから絶対読めよー!」と強要してくるやつはそもそもナンセンスです。

ただちゃんと読んで「自分には合わないな」と感じた上で返してくださいね!実行しないとこちらがなにか言う権利はないです。ただの嫌なやつです。

やりたいことの基準

ここまで経験の大切さややりたいことの見つけ方をお話ししましたが、では「やりたいこと」と思う時の基準はなんでしょう。

私の見解ですが「ワクワクしている時」だと思います。

ワクワクしている時の集中力や行動力ってすさまじいものがありますよ。

大きく考える

私はイラストを描いている時(へたっぴですが)にワクワクしますし、文章を書いている時やwebサイトを作っている時もワクワクしています。もっと大きな目で見ると「作ること」という共通点が見えてきます。

もしあなたが何かをはじめて「楽しい!ワクワクする!」と感じた時に「なぜ?なんで楽しい?」と深掘りし、大きく考えることで、やりたいことがもっと見つかるかもしれません。

例えばテニスをして楽しいと思ったら「テニス楽しい → 身体を動かすことが楽しい → じゃあボクシングも合うんじゃね? → あれ?合わない → じゃあバドミントン → 楽しい!ラケット扱うのが楽しいのか!」など、楽しいと思った理由からどんどん連想ゲームのように挑戦を続けていくと、共通点が見えてきます。

段々と「これは楽しい・これはつまらない」など自分のことがわかってくるので行動の取捨選択ができるようになってきます。

ここまで来たら自分の基準に合わせて誘い・ススメを断ってもいいかもしれませんね!

散々言われてますが行動こそすべて

どんな本でも言われてますが、やはり行動することが一番大事です。

私は行動することでドラムの楽しさを知ったり、新しい餃子の食べ方を知ることができました。

スケールの小さい話かもしれませんが、これをきっかけに5年後私はドラマーになっているかもしれませんよ?実際に今度スタジオで本物のドラムを叩きにいきます。笑

基準はとっても甘くしてもいいので「オススメされたら全部やるルール」をやってみてください。自分のワクワクすることを見つけていただけたら幸いです!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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