対象: Photoshop(バージョン問わず)
難易度: ★★☆
所要時間: 約10分
スマホでキレイに撮れたと思った写真、パソコンの大きな画面で見返すと「思ったより暗い」と感じたことはありませんか?今回は、トーンカーブを使って暗い写真を手早く明るく補正する方法をご紹介します。
1. 画像を用意する
今回は逆光で全体的に暗くなってしまった、室内で撮影した写真を例に進めます。画像を読み込んだだけの状態なので、レイヤーは背景と画像のみです(背景レイヤーの有無は結果に影響しません)。

2. トーンカーブの調整レイヤーを作成する
レイヤーパネル下部のアイコンから、または【レイヤー】→【新規調整レイヤー】→【トーンカーブ】を選択します。トーンカーブの調整レイヤーが追加されます。

3. 描画モードを「除算」に変更する
作成したトーンカーブレイヤーの描画モードを「除算」に変更します。画面が白飛びしたような、真っ白に近い状態になりますが、これは正常な途中経過です。

4. シャドウポイントを持ち上げて明るさを調整する
【ウィンドウ】→【属性】で属性ウィンドウを開き、トーンカーブの左下にあるシャドウポイントを上にドラッグしていきます。持ち上げるほど画像が鮮明になっていくので、ちょうどいい明るさになったところで止めましょう(一番上まで持ち上げると、元の画像と同じ明るさに戻ります)。

属性ウィンドウがマスクの表示になっている可能性があります。ウィンドウ上部にある切り替え箇所で「マスク」から「トーンカーブ」を選び直してください。

完成
これで完成です。最初の暗い状態と比べて、見違えるほど明るくクリアな印象になりました。

逆光写真は、暗い部分を持ち上げるともともと明るかった部分(空や窓の外など)がさらに白飛びしてしまうことがあります。気になる場合は、【イメージ】→【色調補正】→【シャドウ・ハイライト】を併用して、明るい部分を少し抑えてあげるとバランスが取りやすくなります。
まとめ
- トーンカーブの調整レイヤーを作成し、描画モードを「除算」に変更する
- シャドウポイントを持ち上げるだけで、直感的に画像全体を明るくできる
- 白飛びが気になる場合は、シャドウ・ハイライトで明るい部分を調整して併用する
数値を細かく設定する必要がなく、見た目を確認しながら直感的に調整できる方法なので、暗い写真の補正にはぜひ試してみてください。

