今回は写真をミニチュア風に加工する方法をご紹介いたします。チルトシフトというぼかしフィルターを使用すれば簡単に作成することができます。
ミニチュア画像に見せるコツは彩度を高め、おもちゃのような雰囲気を出し、画像の上下をぼかすことです。画像の細部を見せなくすることでミニチュア感を強調することができます。
対象: Photoshop CC以降
難易度: ★★☆
所要時間: 約5分
1. 画像を開く
まずミニチュア風に加工したい画像を開きます。今回は渋谷のスクランブル交差点の写真を使用して進めます。

2. 画像の調整
2-1. 彩度の調整
レイヤーパネルの下にある調整レイヤーの新規作成の中の【色相・彩度】を選択し、彩度をあげていきます。(今回は+30にしていますが写真を見ながら調整していきましょう。彩度を上げすぎてしまうと画像が荒くなってしまいます。)

2-2. コントラストの調整
続いてコントラストを調整していきます。先ほどとおなじくレイヤーパネル下から調整レイヤーの新規作成を選択します。今度は【明るさ・コントラスト】を選び、画像を確認しながら明るさ・コントラストの数値を上げていき、メリハリを出します。

2-3. さらにコントラストの調整
2-2で求める結果にならない場合、トーンカーブで微調整をしていきます。

上記の設定を全て終えました。下の画像のようなメリハリのある画像になったかと思います。

3. ぼかしの追加
3-1. スマートオブジェクトに変換
最後にチルトシフトというぼかしフィルターを適用するのですが、そのまま適用してしまうと後で修正ができなくなってしまうのでスマートオブジェクトに変換します。スマートオブジェクトへの変換は【レイヤー】-【スマートオブジェクト】-【スマートオブジェクトに変換】を選択でできます。もしくはレイヤーパネル内の変換したい画像を右クリックし、スマートオブジェクトに変換でも同じ結果となります。
3-2. チルトシフトの適用
【フィルター】-【ぼかしギャラリー】-【チルトシフト】を選択します。設定画面が開くので、画像を見ながらぼかしの強さや適用する位置などを決めていきます。ぼかしの強さは右側の数字を変更、また画像内の横線を上下に移動することで、適用範囲を変更することができます。

完成
彩度やコントラストは調整レイヤーで変更しているので、見え方が悪ければ調整することができます。このミニチュア風に見せる方法は引きの写真で細々しているものが写っていればなんでもいけるので、色々作成してみてはいかがでしょうか?

まとめ
- 彩度・コントラストを調整レイヤーで上げ、おもちゃのようなメリハリのある発色にする
- チルトシフトを適用する前にスマートオブジェクトに変換しておくと、後から調整しやすい
- チルトシフトで画像の上下だけをぼかすことで、被写界深度の浅いミニチュア撮影のような見た目になる
- 細かいものがたくさん写っている「引きの写真」ほどミニチュア感が出やすい

