ブラシツールや消しゴムツールを使っている時、ブラシサイズを表す丸い円のはずのカーソルが、急に細い十字(+)マークに変わってしまった——そんな経験はありませんか?何が起きたのか分からず、地味に焦る現象です。
原因は「Caps Lock」キー
この現象の犯人はCaps Lockキーです。Caps Lockは文字入力の大文字・小文字を切り替えるキーというイメージが強いですが、Photoshopではブラシカーソルの表示モードを切り替えるショートカットとしても機能します。
知らないうちにCaps Lockを押してしまい、ブラシサイズが分かる丸いカーソル(標準カーソル)から、狙う位置(ブラシの中心点)だけを示す十字カーソル(精細カーソル)に切り替わってしまう、というのが今回の現象の正体です。
解決方法: Caps Lockを解除する
解決方法は非常にシンプルです。Caps Lockを解除するだけで、元の丸いブラシカーソルに戻ります。
- Windowsの場合:
Shift+Caps Lockキーを押す - Macの場合:
Caps Lockキーを押す(キーボード上部のランプが消えていればOK)
💡 常に丸いカーソルで作業したい場合は環境設定から固定できる
「Caps Lockをうっかり押すたびにこの現象が起きるのが煩わしい」という場合は、環境設定側でカーソルの表示方法を固定してしまう方法もあります。【編集】(Macは【Photoshop】)→【環境設定】→【カーソル】を開き、「描画カーソル」の項目を「標準」または「ブラシの正体」に設定しておくと、Caps Lockの状態に関わらず、常にブラシの形・サイズが見えるカーソルで作業できます。
この方法で直らない場合の確認ポイント
Caps Lockを解除しても症状が変わらない場合は、以下の可能性も確認してみてください。
- 環境設定の「精細」表示がオンのまま: 上記の環境設定で「精細」が選択されていると、Caps Lockの状態に関わらず常に十字カーソルになります。「標準」に変更してみてください
- ブラシサイズが極端に小さい・大きい: ブラシサイズが1px程度まで小さい場合、丸いカーソルがほぼ点のように見えて十字カーソルと見分けがつきにくいことがあります
- ペンタブレットのドライバ設定: 一部のペンタブレットでは、ドライバ側の設定でカーソル表示が上書きされることがあります。タブレットのドライバ設定も確認してみましょう
まとめ
- ブラシカーソルが十字(+)マークになる原因は、多くの場合Caps Lockキーの押し忘れ
- Caps Lockを解除すれば、元の丸いブラシカーソルに戻る
- 頻繁に起きて煩わしい場合は、環境設定の「カーソル」から表示方法を固定できる
- 直らない場合は、環境設定の表示モード・ブラシサイズ・タブレットドライバも確認する
些細なことですが、知らないと地味に焦る現象です。今回の内容を覚えておけば、次に遭遇しても数秒で解決できるはずです。

