写真をちょっとおしゃれに加工したい時、「色鉛筆で描いたような風合い」にするのは定番のテクニックです。ブログのアイキャッチやSNS投稿にも使いやすい仕上がりになるので、覚えておくと地味に出番が多い加工です。
Photoshopでこの効果を作る方法は大きく2つあります。とにかく手軽に済ませたいなら組み込みフィルター、線の出方まで自分でコントロールしたいなら手動で作る方法がおすすめです。
方法1. 「色鉛筆」フィルターを使う(手軽)
実はPhotoshopには、ズバリ「色鉛筆」という名前の組み込みフィルターがあります。名前の通りの効果なので、まずはこれを試すのが一番早いです。
右側のプレビューを見ながら、「線の太さ」「線の圧力」「用紙の明るさ」のスライダーを調整します。数値を上げすぎると原型が分からなくなるので、少しずつ動かして好みの塩梅を探しましょう。
Adobeコミュニティでは、一部のバージョンでフィルターギャラリーの効果がプレビューに反映されない不具合が報告されています。スライダーを動かしても変化がない場合は、Photoshopの再起動や、グラフィックプロセッサー(GPU)関連の環境設定を見直すと直ることがあります。
方法2. 輪郭検出+描画モードで手動で作る(線の出方を細かく調整したい場合)
組み込みフィルターは手軽な反面、線の出方を細かくコントロールしづらいのが難点です。「もっと繊細な線にしたい」「特定の輪郭だけくっきりさせたい」という場合は、こちらの手動での作り方がおすすめです。
元の色味を残しておきたいので、複製したレイヤーの方に加工をかけていきます。
被写体の輪郭線だけが抽出された、線画のような状態になります。
下にある元のカラーレイヤーと、輪郭線のレイヤーが合成され、色鉛筆で輪郭をなぞったような見た目になります。「不透明度」を下げると、線の主張の強さを調整できます。
まとめ
- とにかく手軽に済ませたいなら、組み込みの「色鉛筆」フィルター(フィルターギャラリー内)を使う
- 線の出方を自分でコントロールしたいなら、輪郭検出+白黒+描画モード(乗算)で手動で作る
- フィルターギャラリーの効果が反映されない場合は、再起動やGPU設定の見直しを試す
写真1枚でも印象がガラッと変わるので、ブログのアイキャッチやSNS投稿のちょっとしたアクセントに使ってみてください。